安曇野便2011年2月号 photo by kanamori 2010 TOPへ

文責 金森
この冬は雪が少なく竹箒で3回掃いただけでしたが、立春過ぎて日本中に大雪を降らせた寒波は
安曇野にも20センチ程の雪を運んで来ました。
今 634mの東京スカイツリーが新聞紙上で話題になっていますが、
安曇野にも標高634mの碑が有りました。
安曇野だよりの1ー2か1ー3に載せました、戦没学生の手記「きけわだつみのこえ」の巻頭に
掲載された[栄光ある祖国日本の代表的攻撃隊ともいうべき陸軍特攻隊に選ばれ、
身の栄光これにすぐるものなきと痛感致しております。]の書き出しで始まる「所感」を残して、
昭和20年5月10日鹿児島県知覧基地を飛び発った「上原良司」の少年期は
我が家の隣で過ごしたのですが、生まれは有明村の隣(七貴村鵜山)現在池田町で生まれました。
良司が家族に別れを告げに来た帰り「乳房橋」から「有明山」に向かって「さようなら」と三回叫んで
故郷に別れを告げたと伝えられている「乳房橋」が見えるこの鵜山地区の高台に
池田町が生誕の地として平成19年に碑を建てたのです。
偶然にもこの高台が標高634mです。
634mから見た雪の安曇野と良司生誕の碑の
写真を送ります。
  
ご笑覧ください。
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