ぶどう園を取り巻く災害 2006年  <TOPへ


7月19日 正午頃

夕べから今朝方にかけて、激しい雨が降りました。
朝近くの小田川へ行って見ると、川の水が流れるのではなく止まっているように見えました。

岡山県の1級河川の、高梁川の水も増水しているため水が流れていきません。
そのため、どんどん水かさが増えて
警戒水位を超えました。
4月13日 早朝撮影

今年の春は、強風が吹き荒れる日が多い。

26日に露地のぶどう棚へ、雨よけの被覆のポリを
かけてから、もう何度強風が吹いただろうか。
その度に、ポリがはがれ紐の締めなおし
ピンチを付け直す。

新しく張るよりも、手間は倍かかる。
風よけのための防風ネットだが、台風なみの風では
無理もないか・・・
袋かけが終るまでは、この作業が続くのか・・・
4月12日

ここ3〜4日雨が多い。
それも半端な量ではない。
幸い近くの小田川は、少し増水した程度だった。

でも、ハウスぶどうにとっては最悪な天候だ!
丁度開花時期と重なり、この時期は特に灰色カビ病に
注意しなければならない。

今ハウスの中の作業は、枝の取り付けと摘心
房の切り込み。
天気が悪いと、いつまでも露が残りハウスの中も
湿度が高い。

灰色カビが繁殖する、最適条件がそろっている。
私も、何もせず見ているだけではない。

温度は下がっても早朝、一番にハウスを開け
湿度を下げる努力をしている。

この時期を何とか乗り切れば、大丈夫。

灰色カビ病について
果軸が黒ずんできたら、もう感染しています。
一度なると、その果軸はとけてなくなってしまいます。
見つけたら、その場に捨てないで園から持ち出したほうが
よい。

〒710−1314 岡山県倉敷市真備町下二万61井上ぶどう園   認定農業者 真備 8−1号             
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