杏豆園を紹介します

高速の丹南篠山口を下りて、車で北へ10分も走ると杏豆園が
あります。
黒豆の本場、丹波篠山で黒豆・山の芋・米を栽培している
杏豆園さんを紹介しますます。
栽培面積は30アールと小規模経営ではありますが、家族で力を合わせ頑張っています。
黒豆は連作ができないので、稲と交互に作付けしていくそうです。

6月の田んぼ綺麗な緑色に輝いていました。そのほとんどが、稲・黒豆・山の芋でした。
こちらでは、見られない光景です。

現在は、75歳のお父さんを中心に作られていますが娘の恭子さん(HPの管理人)が引き継いでいます。
只今、猛勉強中!!きっと彼女なら出来るでしょう。
どうして農業に携わっているのか

数年前にO-157の関連で、かい割れ大根が原因ではないかと世間で騒がれた時
自分の食べている食品についてすごく不安を感じて、自分で食べる物は自分で作らなくちゃあいけないと
強く思ったそうです。
それまでいやだった、農業をやりたいと思うようになったそうです。自分で納得できる野菜作りを、目指しています。

丹波篠山の特産品である黒豆を作っておられる両親と共に、手作業で頑張っています。
小規模経営だからこそ、隅々まで目が行き届くのではないでしょうか。

秋には黒豆の枝豆、冬には黒豆がお客様のお宅へ届けられます。
特に黒豆の選別は、頑固なおじいさんの最終チェックでGOサインが出ないと出荷できないそうです。

農家にとって何よりの喜びは、納得のいく作物ができて食べて下さったお客様が「おいしい」と
言って下さった時、それまでの苦労なんて吹き飛んでしまいます。
お金じゃあなく、その一言が農家にとって何よりの癒しになるかもしれません。(お金はとても大切なのですが)


杏豆園の農作業カレンダー
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
黒豆 作付け 枝豆出荷 収穫乾燥 黒豆の出荷
山の芋 作付け 収穫
種まき 田植え 収穫 収穫

稲作についいては、家族の協力が欠かせない!
種まきは、子供の春休み田植えは5月の連休、そして収穫は夏休み。
子供たちは、たまらな〜い。二人の子供さんはよく手伝ってくれるそうです。
お母さん、バイト代はいいからね!
井階家におじゃましました。
お父さんが建てられたお宅です。家の周りはすぐ山です。
家の庭先は、鹿の通り道だとか。すごい・・・・

猪にタヌキは常連さんの様です。
我が家の家族自慢
現在親子三代で農業に、携わっている事だそうです。
家族では、登場していただけませんでした。残念

井階家は、どうやら皆さん歌う事が好きみたいです。
おじいさんは、倉庫の2階に自分専用のカラオケ部屋があるそうです。
1日の疲れをご自慢の喉で、吹き飛ばしているみたい。

恭子さん、息子さん・娘さんもGLAYの曲を息子さんのギターで熱唱しているかもしれません?
篠山の城下町をぶらり
夜7時になると、ほとんどの商店が閉まるという健全な町篠山。
「おどろき」です。

大正12年に建てられたという、大正ロマン館
当時の、役場の建物だったそうです。今は、お客様の憩いのひとときのお手伝いに、喫茶店になっています。

NHKの連続ドラマなどの撮影にも、使用されているそうです。
とても珍しいものがありました。
1人乗り用の人力車です、とてもきれいに保存されていました

篠山で一番おどろいた事、黒豆を使ってこれでもかと
ありとあらゆる商品になっている事。
石鹸までありました。

喫茶店のメニューの看板にも・・・・
黒豆コーヒーは飲んだ後から、黒豆の香りがします。

店の軒先には、豆が吊り下げられていました。
今度は、秋の丹波篠山を訪問してみたいな。
篠山を案内してくださった、恭子さんありがとうございました。

作物は、過保護にしても育たないし目をかけてやらないと
育たない。作物に、目を配りながら大切に育てていきたいと話される、恭子さんです。

年も近いし、妙に気が合います私達。お互い切磋琢磨しながら
いい関係を続けていきたいと思います。

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